MOOCS TOP > 特集 > MOOCS POWER PUSH > Vol.026 Jennifer Hudson
大ヒットミュージカル映画『ドリームガールズ』(2006年映画、日本では2007年公開)で映画デビューしたジェニファー・ハドソン。
その圧倒的な歌唱力と演技力で、第64回ゴールデングローブ賞 助演女優賞受賞をはじめ、アカデミー賞の前哨戦といわれる映画賞を軒並み制覇。
第79回アカデミー賞では、助演女優賞を見事獲得し、センセーショナルにその名を全世界に知らしめた。
その後も2008年夏話題の映画『セックス・アンド・ザ・シティ』に出演し、劇中歌の「All Dressed In Love」もヒット!と、順調に進む彼女だが、
アメリカの人気テレビ番組『アメリカン・アイドル』で途中敗退し、激しく落胆したという過去を持つ。
数々の挫折を乗り越え、彼女が彼女自身の手で作り上げてきた<シンデレラ・ストーリー>の新章が、
いよいよデビュー・アルバム『ジェニファー・ハドソン』で幕を開ける!
導入文:nomoco
記事取材・文:Hiroko Shintani
「『アメリカン・アイドル』で7位に終わったわたしがここまで来れたのは、常に新たな経験を求める貪欲さを持ち合わせていたからだと思うの」
と言う。
「敗退しても、“いつか見返してやるぞ”なんて気持ちにはならなかった。別に優勝するために参加したわけじゃないし、全ては自分の夢に近づくためのステップと捉えていたの。 これがダメなら、じゃあ次はこうして、その次はこうして……という具合に経験をひとつひとつ積み重ねていった先に、思いがけない結果が待っていたのよ」。
「何しろクライヴにノーと言える人はいないから!」
とジェニファー。 クライヴとは、『ドリームガールズ』のオーディションを観て彼女に惚れ込んだ所属レーベルの元社長で、本作のレコーディングを指揮したクライヴ・デイヴィスのこと。 ジェニファーが敬愛するアレサ・フランクリンやホイットニー・ヒューストンの育ての親でもある、音楽界の重鎮だ。
「今回のコラボ相手は、クライヴが推薦するプロデューサーとわたしが以前から一緒にやってみたかった人たちを、総動員した感じね」。
「わたしは子供の時から教会の聖歌隊で歌っていたから、音楽的ルーツは間違いなくゴスペルにあるんだけど、普段はジャンルに捉われずにいろんな音楽を聴くわ。 そういう嗜好が自然に反映されて、こういうバラエティ豊富なアルバムになったのよ。 それにわたしの場合、『アメリカン・アイドル』を通じて興味を持ってくれた人も、『ドリームガールズ』で気に入ったという人もいて、幸運にもファンの層がすごく幅広い。 だから、世代も人種も様々な人々を満足させるためにも、バラエティ豊富なアルバムを作らなくちゃならなかったの。 そしてどんな曲を歌うにしても、必ず自分なりの解釈を加えて、“ジェニファー化”するわけ(笑)」。
「みんな映画を観たからってわたしのことを知ってるつもりでいるかもしれないけど、誰もまだ本当のジェニファー・ハドソンを知らないわ。 その謎を解いて、改めてひとりの人間としてわたしを世界に紹介するのがこのアルバム。だからこそタイトルに自分の名前を掲げているのよ」。
「アメリカで起きようとしている大きな変革を渦中で体験できて、わたしのアーティスト人生における最高に素晴らしい瞬間のひとつになったわ」
と語るけれど、彼女には今後もそんな瞬間がまだたくさん待ち受けているはずだ。
「ジェニファー・ハドソン」
2008/10/29 発売
¥2,300(税込) BVCP-24147





