MOOCS TOP > 特集 > MOOCS POWER PUSH > Vol.018 The Metros
フジロックフェスティバル、サマーソニック08も大盛況にて幕を閉じ、日本でもっとも洋楽が盛り上がる!“夏”も終了、2008年もいよいよ残すところあと4ヶ月…、なーんてしんみりするのはまだ早い!
そのサマーソニック08で、新人ながら圧巻のパフォーマンスを見せつけ話題沸騰!サウス・ロンドン出身のスーパー・ヤンチャ☆悪ガキ・ロックバンド、ザ・メトロスのデビューアルバム『マネーあれば憂いナシ!』がいよいよ8月27日に日本リリースされる。スカ〜パンク/パブ・ロック/ソウル等を基調としたサウンドをリアル・タイムに昇華する絶妙なセンス!コレこそ、昨今世に蔓延する薄っぺらいニセモノの“カッコよさ”を打ち砕き、“リアル”で生々しいロック”を高らかに宣言する傑作なのだ。
両親が学生時代からの友人、という環境からソウルとジャックは幼なじみとして自然と活動をともにするようになる。さらに、ソウルの父親がレコードジャケットのデザイナー、ジャックの父親がセッションベースプレイヤーだったこともあり、幼少期から音楽が身近にあった2人は、15歳で音楽に目覚めて曲を書きはじめるようになった。その後、フレディとチャーリーをバンドに迎え入れ、前身となるパンク・スカ・バンド、ザ・ワンキング・スカンカーズを結成する。そして、1年ほど前にジョーがバンドに加入、現在のザ・メトロスが結成された。
「俺とジャックは幼なじみで…、チャーリーは前のベーシストをクビにしたときに入ったんだ。フレディは…なんか後ろ(ライヴのときのドラムの位置とかけて)にいたな(笑)…で、(バンド内で)いじめるヤツが欲しくなって、それでジョーを入れたんだよ」
と冗談めかして語っていたが、ザ・スペシャルズやザ・クラッシュ、ボ・ディドリー、スクイーズ、イアン・ デューリーやザ・ブロックヘッズといった70年代末から80年代初頭の音楽の影響を色濃く感じる、エッジが効いていて、どこか危険でワルっぽくて、生々しくささくれだったスタイリッシュさを内包したバンド・サウンドは育った環境によるもの。
とはジャック談。また、ソウルは、彼曰く「ヤなヤツだった」という学校の先生のコンピューターを投げつけて学校を追い出されたという経験の持ち主。他、ここには書けないであろう数々の武勇伝を持つ…らしい。幼少期からこうした環境で育ってきた彼らだからこそ、昨今のバンドとは一線を画した、無邪気でやんちゃで物怖じしない、自然体ながらにして自由な精神を備えているバンドの“ルーディーズ”キャラクターが構築されたといえる。
「いや、今はみんな…、ちょっとは大人になってるけどね(笑)」
とソウルは笑顔で加える。
事実、サマーソニックのための初来日でも、やんちゃなキャラクターを120%発揮!
“ワル”というよりは(学校のクラスにいたような)“ワルガキ”で、着ている服にいたずらしたり、大騒ぎしたり、写真撮影の際には組み体操のようなおふざけショットを生み出す…などなど、微笑ましくて愛すべき魅力を見せる一方で、サマーソニックのライヴでは、ステージを所狭しと駆け回り、踊り、煽り、オーディエンスを熱狂の渦に巻き込む圧巻のアクトを披露!粋なカッコよさを求めるロック・ファンを一気に虜にしたようだ。

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