| |
さて、
プレミアムなギターの祭典……
2007プレミアムギターショウのお話は、
とりあえず、今回で一段落。
なぜって?
そりゃ、一日で各ブースをまわるには、
限界があるからさ……。
名曲「蛍の光」が流れはじめて、
俺は会場を後にしよう……と、心に決めた。
横浜の街に夜の帳が下り始める。
実に味わい深いギターショウであったと……
俺は悦に入っていた。
日本全国津々浦々から一同に集う「店」の数々。
そこで俺は様々なギターを抱いたわけだ。
ヴィンテージ……、
レリック……、
ファクトリー・レア……、
ルシアーもの……。
まったく世界には、まだまだ俺の知らないプレミアムなギターが、
待っている。……そう、俺に抱かれるのを待っているのだ。
果たして、ここで一度整理しておくことがある。
俺が潜入した「2007 プレミアムギターショウ」は、
実は世界最大規模の楽器の祭典「2007 楽器フェア」との
同時開催特別企画でもあった。
……「楽器フェア」。なんと今年で40周年。
日本の楽器メーカーが一同に集うビッグな祭典だ。
鍵盤楽器、弦楽器、打楽器……
ありとあらゆる楽器が並ぶ。
そしてもちろんその中には………………
………………………………………………ギターもある。
そしてここでもうひとつ、明記しよう。
「2007 プレミアムギターショウ」と、
「2007 楽器フェア」は、共通入場券。
つまり……、
「プレミアムギターショウ」に潜入した俺は、
「楽器フェア」にも同時に潜入可能ということだ。
ということは、
…………いかねばなるまいて。たとえ、もう時間がなくても行かねばなるまいて。
ここまで来たからには…………。
男なら、
突撃あるのみ…………だ。
さぁ、
いざ、進まん!
“終了間際の”世界最大楽器フェアへ。
果たして「蛍の光」が流れる会場で、
足早に飛び込んだのは……
あらゆる楽器、音楽機器を扱う販売代理店……
キョーリツコーポレーション。
繰り返すが……
「蛍の光」が響き渡り、
まるで、
0時の鐘にせかされるシンデレラのごとき心情で、
行われた取材であることはご了承願いたい。
俺は言った。
さて、
「s.yairi」と、「松岡良治」……
今回、
二つのブランドをご紹介しよう。
まずは「s.yairi」……
マーティンスタイルが得意の老舗メーカーだ。
井上陽水も愛用したギターである。
果たして「ヤイリギター」という名は聞いたことがあるだろうか?
日本の誇るブランド「ヤイリギター」には、
「s.yairi」、「k.yairi」のふたつがある。
ともに昭和10年、13年設立の老舗中の老舗。
……そのあたりの、興味深い話もあるのだが、それはいずれまた。
だって、時間がないんだもん。
ともかく今回は、
「s.yairi」を紹介しよう。
次に「松岡良治」……
その名の通り、
職人・松岡良治の作る老舗中の老舗。
クラシックギターの最高峰のひとつだ。
実はコレ、
この楽器フェアのために企画した作品だとか……。
いやはや、
そんなふたつの国産ブランドを前にして……
さらには、
他のブースでは片づけ作業もはじまる中で……
俺は言った。

俺は弾く。このブースで一番高いギターを弾く。
曲はもちろん
「スモーク・オン・ザ・ウォーター」
…………衆人環視のもと、実に嫌な汗をかきながら弾く。
おなじみの追記。
「平成のリッチー・ブラックモア」=「三鷹のリッチー」=「俺」。
そんな俺のプレイのためだけに、使用許可申請をJASRACに出してある。
JASRACお墨付きの、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」だ。
18万円のサウンドを……
会場に響く「蛍の光」に注目しながらお聞きください。
|
いやはや……。
改めて想うのだ。
ギターショウ、楽器フェア、
……ちょーおもしれーじゃないか……と。
だって、いろんなギターがあるんだもん!
俺は決意した。
いつか必ず…………実際に、
日本全国の「店」をまわってやる。
時間と予算の許す限り、
日本全国まわってやる。
そして弾くのさ。……この俺が。
さぁ、
震えて待つがいい。
果たして
俺の旅はまだまだ続く…………
■■■■■■■■■■■■
|
|
|